サクラクオリティグリーン「4御衣(ぎょい)黄(こう)ザクラ」を取得
ホテルJALシティ富山は、SDGsを実践する国内宿泊施設の国際認証「Sakura Quality An ESG Practice(通称:サクラクオリティグリーン)」において、「4御衣(ぎょい)黄(こう)ザクラ」を取得しました。これは、5段階評価のうち上から2段階目のホテルに与えられる評価で、「Regenerative(顧客が増える程、地域環境をより良くする)」のカテゴリーに属します。
Sakura Quality An ESG Practice とは
世界中の旅行者に質の高い日本の観光サービスに関する情報提供を行い、安心で快適な旅行を楽しんでいただくため、宿泊施設など観光サービスの品質を第三者が評価し、品質の高さを認証する、一般社団法人 観光品質認証協会が運営する観光品質認証制度です。2022年3月には米国の持続可能な国際基準団体 グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(GSTC、https://www.gstcouncil.org/)から基準の承認を受け、「安全で安心、誠実(サクラクオリティ)」であり、且つ「国際的に求められるSDGsの取り組みを実践する宿泊施設(An ESG Practice)」として認証されることとなりました。
同認証はSDGsの17のゴールに基づいた172項目で構成され、チェックシートへの回答や、調査員による現地視察を経て、5段階のレベルで評価されます。
公式サイト:https://www.sakuraquality.com/
ホテルJALシティ富山のSDGsの取り組み(一例)
・環境に配慮した備品・アメニティの導入
全客室に設置しているアメニティ(ヘアブラシ、カミソリ、歯ブラシ、クシ、シャワーキャップ)は再生可能資源や再生プラスチックを使用したアメニティを使用しております。また、レストランで使用しているストローとマドラースティックに関しても主原料が紙パウダーや有機性資源の製品を使用しています。
また、お部屋にご用意しているウォーターピッチャー用のコースターで使用している木材は間伐材を使用しており、案内文で使用している素材は石灰石から生まれた環境に優しい新素材“LIMEX”を使用しております。
・ウォーターサーバー設置によるペットボトルゴミ削減
ゴミ削減の目的に加えて、おいしい富山の天然水を必要な分だけ味わっていただきたく、2023年5月8日(月)よりお部屋にご用意しておりましたペットボトルウォーターの全室設置を廃止し、各階エレベーターホールにウォーターサーバーを設置いたしました。お水は立山連峰を有する立山町で採水したまろやかな天然水「黒部のめぐみ」を採用しております。
・地産地消の推奨
使用している卵『米寿の卵』は富山県小矢部市でケージフリーで養鶏されたニワトリの卵です。ケージフリーとは『平飼い』とも言われ、ニワトリを地面に放して飼う方法です。アニマルウェルフェアに寄り添った養鶏方法とされ、近年でも注目されています。(アニマルウェルフェアは畜産動物が快適に過ごせるよう環境を整えてストレスや疾患を減らし、身体的・心的健康を目指す畜産のあり方です)
その他にも北陸唯一全国でも十軒ほどしかない種麴屋の味噌を使ったお味噌汁や富山県中新川郡舟橋村の野菜工場で水と液体肥料だけを使用し水耕栽培で育てたレタスなど多くの食材を富山県各地から仕入れています。
・地元企業との持続可能な商品の開発
400年以上にわたって伝わる鋳物生産技術を体験できる宿泊プランの販売や、近隣の飲食店と提携し食事券付きプランを販売することにより地元飲食店の活性化に貢献しております。
・地域社会貢献への取り組み
G7富山・金沢教育大臣会合の機運醸成を図るを目的とした富山駅周辺のゴミ拾い活動に参加し地域に貢献しております。